焼酎のおいしい飲み方
お湯割り
焼酎の飲み方の定番ともいえるお湯割りは、「焼酎6:湯4」(通称:ロクヨン)を基本とする見方があります。
この比率で25度の焼酎をお湯で割ると 15度になり、一般的な清酒のアルコール度数に近づきます。
しかし、お湯割を作る際の焼酎と湯の最適な比率は、焼酎の種類や銘柄の違いによるところが大きいようです。
単に比率にこだわるよりは、焼酎それぞれに応じて、自分がおいしいと思える比率を探し出すのも楽しみ方の一つです。 ちなみに、グラスには先に湯を注いでから、次に焼酎を加えるのが基本の流儀となっています。これに従えば、かき混ぜ なくても比重の関係でうまく湯と焼酎が馴染むと言われています。また、出来上がった時の温度は40℃前後が、最も豊か な香りと旨味を感じられる可能性が高いとも言われています。
■お湯割りにオススメの焼酎
本格芋焼酎 山元 2,625円(税込)
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ロック
焼酎が持っている、香りや味をしっかり味わいたい方には、ロックがオススメです。氷が入ったグラスに焼酎を注いだ直後はストレートに近い味わいがあり、氷が溶けるにつれて冷たい水割りが楽しめるという、「一粒で、二度美味しい」飲み方ができます。
ですから、使う氷にもこだわったほしいと思います。やはり大きめの氷が良いです、粒が小さいと溶ける速度も速まり、それと同時に焼酎が薄まる速度も速くなるからです。そして、溶けにくいことをいいことに、飲み干したグラスに二杯目を注ぎ足すと、水割りに近い一杯目の最後の一口とストレートに近い二杯目の最初の一口の味わいに変化が生まれます。その差が美味しさをさらに増幅させます。
■ロックにオススメの焼酎
本格芋焼酎 芋濁31度 3,150円(税込)
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水割り
水割りを作るときは、お湯割とは反対で、今度は“焼酎が先”です。理由はお湯割りと同じで対流を起こすためです。焼酎より比重が高い水が下へと沈み、グラスにある焼酎が上へと向かうことによって混ざり合うのです。水割りの場合は、焼酎も水も冷蔵庫で冷やしておいた方が、美味しく味わえると思います。お湯割りに使用するお湯は水道水を沸騰させたものでも良いと思いますが、水割りに使う水はミネラルウォーター(軟水)がオススメです。
■水割りにオススメの焼酎
本格芋焼酎 倉の師魂 2,520円(税込)
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